卸販売では、バイヤーの購入量に応じて卸価格を下げるボリュームディスカウントがあります。
本記事ではorosyでボリュームディスカウントを設定する2つの方法について解説いたします。
▶1. セット数売りでボリュームディスカウントを設定する場合
セット数機能を利用することで下記のようにセット毎に卸価格を設定することができます。
例)卸単価が1個100円の商品を、1個/1セット、12個/1セット、36個/1セットで販売。
・1個/1セットは、1個単品販売のため割引なし卸単価は100円
=>orosy商品CSVのO列「卸価格」には1セットあたりの金額、単価(100円)×個数(1個)=100円とします。
・12個/1セットは、12個セットで販売のため割引をつけ「卸単価」は95円
=>orosy商品CSVのO列「卸価格」には1セットあたりの金額、単価(95円)×個数(12個)=1140円とします。
・36個/1セットは、36個セットで販売のため割引をつけ「卸単価」は90円
=>orosy商品CSVのO列「卸価格」には1セットあたりの金額、単価(90円)×個数(36個)=3240円とします。
💡但しバイヤーは「セット」を購入しますので、12個/1セットを登録している場合、購入単位は1セット(12個)、2セット(24個)...10セット(120個)となります。
▶2. 一定数以上のボリュームディスカウント
バイヤーが注文できる個数に自由度を持たせたい場合はこちらがオススメです。
最低注文セット数機能を利用することで、ある一定数以上の購入に対してボリュームディスカウントを設定できます。
例)卸単価が1個100円の商品を10個以上購入の場合には90円にディスカウントする場合、1個/1セット、卸価格90円、最低注文セット数を10セットと設定します。
=>CSVのO列「卸価格」には1セットあたりの金額、単価(90円)×個数(1個)=90円とします。
=>CSVのR列「最小注文可能数」には10とします。
バイヤーは最低注文可能数以上からしかカートに追加できないため、10個、13個、27個など10個以上購入の場合の割引を適用することができます。
💡ボリュームディスカウントを設定している場合、商品説明文や販売条件にその旨記載があるとバイヤーにより伝わりやすくなります!